石井 孝弘

TAKAHIRO ISHII

学校名
帝京科学大学
所属
医療科学部 作業療法学科 教授
専門分野
発達障がい、感覚統合療法、乗馬療法、子どもの作業療法

高専卒業後、福祉機器会社、専門学校を経て作業療法士免許を取得。専門学校や大学の教員を務めるかたわら、放送大学教養学部、放送大学大学院総合文化プログラム環境システム学群を卒業、2011年より現職。遊びや動物との関わりを通し障がい児への作業療法を行い、感覚統合理論の視点で分析。乗馬療法の第一人者で「人間との距離感が犬と猫の中間なのがいい」と馬を溺愛。多趣味で、最近は楽器集めに着手。

マナビコネタ

都市は便利だけど生きづらい!?

illustration / Yoshimitsu Nippashi

風に吹かれ、川のせせらぎを聞き、土の匂いを嗅いで……。本来、人間は自然環境の中で育つもの。ところが都市部では自然に触れる機会が極端に少なくなっていて、子どもの発達がうまくいかない場合がある。技術の進歩で人間は利便性を手にしましたが、同時に「生きづらさ」も抱えたのかもしれません。

実習室をのぞみ見

少年のような心で、馬と子どもに愛を注ぐ

photo / Naomichi Seki

イベントに遊びに来ていた子どもたちに撮影協力してもらいました。オープンキャパスには高校生以外に子どもの姿も。

1

発達障がい児を理解・支援。 愛の理論「感覚統合」の著書

敏感すぎ・鈍感すぎなど感覚の偏りを減らし、自ら行動できるよう促す。子どもたちと接する先生の愛が詰まった理論。
2

ボールプールにブランコ、 ここはどこの遊園地?

遊びや工作など作業を通じて障がい者を治療・訓練する「作業療法」。実習室にある楽しそうな遊具は、そのためのもの。
3

揺れと体温が心地いい。馬に乗ることがリハビリに

作業療法のなかでも先生の専門は乗馬療法、学内や静岡県の実習先で実践中。馬の動きを感じることが治療に役立つそう。
4

先生の愛馬・さくらちゃん

馬大好き! な先生の愛馬は「さくらちゃん」、静岡在住22歳♀。月に一度は学生たちとともに会いにいくほど溺愛中♡
5

いつか空飛ぶ日を夢見て。 模型飛行機、長年製作中

幼少期にエジソンの伝記を読んで以来の機械好きは今も変わらず。数年前からエンジン付き模型飛行機を製作中……。
6

大型ハーレーを2台所有!

16歳で大型免許を取得、事故後1週間で750ccのバイクにまたがったという生粋のライダー。馬にもバイクにも乗る。

ターニングポイント

アメリカの農場で「馬」と出会う

illustration / Yoshimitsu Nippashi

日本のリハビリは運動機能回復に偏りすぎている。本来その人らしく暮らすためのものなのに……。悩んでいた時期、アメリカの農場で発達障がい児支援に取り組むロイス・ヒックマン氏の存在を知り渡米。待っていたのは動物と自然。以来「乗馬療法」という新たな支援に取り組むことに。

学生ぶっちゃけトーク

好きなものには、遠慮なくデレる!

マジメそうなのに猫のポーズとかするんです(笑)

子どもと馬の前では目の輝きがぜんぜん違う!

子どもの発達を学びたい学生はまずこの研究室に来ます

お気に入りのCMソングを延々歌い、学生から聞いた動画アプリ「TikTok」でダンスにハマり、合宿では好物のポテチを夕食前も食後も食べ……。好きになったらトコトン。自分の馬に会うと「元気だった?」とずっと話しかけたり、子どもと話すときは甘々ボイスだったりと、デレデレエピソードも。

記事の内容は掲載時のものです。

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