西 兼志

KENJI NISHI

学校名
成蹊大学
所属
文学部 現代社会学科 教授
専門分野
メディア論、コミュニケーション学

東京大学大学院単位取得退学、フランス・グルノーブル第二大学大学院博士課程修了(哲学博士)などを経て、2012年に成蹊大学に赴任。言語学→メディア論→コミュニケーション理論→テレビ番組分析と研究を進め、近著ではアイドルを研究対象として論じたチャレンジ精神の持ち主。その過程でももいろクローバーZ にハマり、現在は「しおりん」推し。研究と筋トレ以外の時間はすべてももクロに費やしている。

マナビコネタ

メディア論でアイドルも分析 !?

illustration / Chika Miyata

テレビやネット、新聞、雑誌などの媒体を扱う「メディア論」、その研究対象は多種多彩。たとえば「アイドル」もそのひとつで、実は現在進行形で起こっている現象の分析こそが研究の最前線。最新ムーブメントを体感しつつも客観的に分析する、その姿勢がメディア論そのものの成長につながるんです。

研究室をのぞき見

あらゆる分野の専門書…だけじゃない!

photo / Kenichi Aikawa

1

ズラリと並ぶ、難しそ〜な「フランスの専門書」

フランス語の難解な書籍が本棚にズラリ。メディア論の大家たちの書籍の中には、先生が日本語訳を手掛けたものも。 
2

研究には欠かせない、フランス語版「映像解析ソフト」

日夜、研究室ではパソコンで映像を解析。この専用のソフトは複数の映像にまたがりシーンを比較できる優れモノ!
3

趣味で観ているわけではない。DVD「探偵!ナイトスクープ」

番組の流れ、スタジオの配置などメディア論の手法を使って人気の秘密を分析。バラエティ番組も先生の研究分野の一つ。
4

「震災関連」資料があるのはなぜ?

あらゆるメディアを扱うため対象範囲は広範囲。「震災報道」について調査中のため、研究室にはさまざまな関連資料が。
5

『アイドル/メディア論講義』(東京大学出版会)

「現象としてのアイドル」をメディア論の観点で分析した先生の意欲作。帯にはライムスター宇多丸さんの推薦コメント。
6

もはや研究には関係ない「ももクログッズ」あれこれ

ハマったのは「ライブ感がすごい」から。サイリウムやタオルなど“モノノフ(ファンの愛称)”マストアイテムを完備!

ターニングポイント

テレビ番組を“哲学的”に研究すると?

illustration / Chika Miyata

言語情報科学を専攻していた大学院生時代、日本のメディア論は計量的研究やマスコミ業界出身者によるものが中心。しかし先生が手がけたのは、記号論やコミュニケーション理論など哲学的手法でテレビ番組を研究すること。その後フランス留学を経て現在はアイドルにまで研究範囲が拡大。

学生ぶっちゃけトーク

どんな研究テーマでも許される !?

ゼミの発表での指摘がめっちゃ鋭い。鍛えられます!

ハロプロやハリポタを研究している学生もいるよ!

記憶力がすごい! 2年前の私の発表内容、覚えてくれてた〜

好奇心旺盛な先生は、流行に敏感な学生とのトークが大好き。盛り上がるとうっかりタメ口になってしまうことも。「身近な現象を問題として捉えよ」と、ジブリやジャニーズなどどんな研究テーマも必ず受け入れ的確にアドバイス。ただし適当なことを言うと、愛あるツッコミが……。

記事の内容は掲載時のものです。

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