下川 雅弘

MASAHIRO SHIMOKAWA

学校名
駒沢女子大学
所属
人間総合学群 人間文化学類 日本文化専攻 准教授
専門分野
歴史学(日本中近世史)

1975年京都府生まれ。日本大学大学院史学専攻修了。日本大学、横浜美術短期大学での非常勤講師などを経て、2014年より駒沢女子大学人文学部准教授。中学から歴史の勉強に夢中だが、歴史で食っていける仕事は数えるほど。そのため大学時代に一瞬、旅行代理店への就職を検討。志望理由は「歴史好きをターゲットに史跡を巡るツアーを組んだら楽しそうだから」。そんな歴史一筋の人生。共著に『悪の歴史』等。

マナビコネタ

鉄砲の最初の犠牲者は?

illustration / Tetsuya Murakami

1549年に三好氏の攻撃で京都を追われた室町幕府前将軍の足利義晴は、首都奪還のため、大文字山に中尾城を築く。この城は堀を厳重にし「鉄砲に用心」したと記録されています。種子島への鉄砲伝来は1543年。すぐに鉄砲は実戦で使われ、記録上、最初の犠牲者は1550 年に戦死した三好氏の家来です。

研究室をのぞき見

古書や国宝、踏み絵がゴロゴロ

photo / Naomichi Seki

1

「都名所図会」が江戸時代のベストセラーだったわけ

安永9年(1780年)発行の京都のガイドブック。メインの絵に紹介文や和歌を添え、見るだけで旅気分になれると人気。
2

絵は読むもの! 国宝のミニチュアで当時の京都を知る

戦国時代の京都の日常を描いた「上杉本洛中洛外図屏風」。学生は屏風内の気になる場面の絵について調べ、討論する。
3

研究室に無造作に置かれる「埴輪」や「踏み絵」(複製)

中国・朝鮮半島など近隣諸国との交流の中で形づくられてきた日本の歴史について、これらの資料を使って考える授業も。
4

学芸員のマスト・アイテム「矢はず」&「毛ばたき」

先生は博物館等で働く学芸員を養成する授業も担当。史料の保存に使うハタキと掛け軸をかける専用棒(矢はず)は必携。
5

「古地図」で当時を妄想する

古本屋を巡り、古地図や昔の路線図・パンフレットを収集。これらを眺め、当時の暮らしを想像するのが、先生の楽しみ。
6

ヴィオラ奏者として演奏会も

大学から始めた管弦楽。オーボエを希望するも、初心者のため空きのあったヴィオラに。現在は市民オーケストラで活躍。

ターニングポイント

ハイキングで見つけた看板が気になった

illustration / Tetsuya Murakami

京都出身の先生は、小学生の時に送り火で有名な大文字山へよくハイキングに。途中に「中尾城」の看板を発見し、そこに戦国時代に城があったことを知る。その後調べると京都には100もの城があったそうで、その城跡を巡り中学時代にはほぼ制覇。歴史学への道を開いていった。

学生ぶっちゃけトーク

優しくて、謎めいた、癒し系!

ゆるキャラっぽい 癒し系。密かに「しもモン」と呼ばれている

普段は着ないピンク色のシャツに、ゼミ生ザワつく

とにかく優しい。困っていたら専門外でも相談にのってくれる

親身に相談にのってくれ、ゼミでも分かりやすく説明してくれる穏やかで優しい先生は学生にとって癒し系。もちろん注意されもするがフォローは欠かさない。ただ、オーケストラに所属している以外、私生活が謎めいている。学生の間では、愛妻家だろうという憶測が広がっている。

記事の内容は掲載時のものです。

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