# 使える英語の学び方 # 学内の異国 # 普段着が民族衣装

杉野 知恵
CHIE SUGINO
駒沢女子大学
人間総合学群 観光文化学類 准教授
国際交流、多文化共生、英語教授法
お茶の水女子大学英文科で英語を学んだ後、外務省に勤務。バングラデシュ、シカゴ(米)、ヨルダン、スーダンの日本大使館などに勤務し、主に国際協力、日本文化の広報を担当。外交シーンで通訳をした経験も。渡航経験は約70カ国。モットーは、英語学習もフィットネスも「楽しみながら」。自宅にミニトランポリンを購入し、ハマっている。最近おいしかった激辛グルメは、留学生に教えてもらった「火鍋」。
マナビコネタ
必要なのは、文法より好奇心

illustration / Chika Miyata
外国人に日本を紹介するのに必要なのは、高い語学力? いえ、実はシンプルな英会話ほど通じやすい。だから文法の勉強より、とにかく話すこと。授業では英語でゲームをしたり、英語の絵本を紹介。海外政治家のゴシップネタを英語で雑談……。“勉強”と身構えないことが英語上達の秘訣なんです。
研究室をのぞき見
異国の香り漂う、憩いの空間へようこそ

photo / Yoshito Katsumata

「海外製ゲーム」を使い自発的な英語の会話を促す

貸出しOK、「英語の絵本」

学生と行った「モンゴル実習のおみやげ」

趣味と実益を兼ねた「バランスボール」

なぜ「パスポート」がたくさん?

「民俗衣装」を着こなす
先生どんな人? 先生のターニングポイント
「英語をナゼ学ぶ?」と自問自答

illustration / Chika Miyata
大学入学時は、英語教師を目指し、英文科へ。しかし学ぶほどに「興味があるのは語学そのものでなく、英語を使ったコミュニケーションかも」と疑問が……。そこで、進路を外務省に変更。現在は、海外での経験を生かし教師の夢も成就。もちろん教えたいのは、リアルに使える英語。
先生どんな人? 学生ぶっちゃけトーク
遊んでいると思ったら、学んでた!

友達みたいな先生! 休日、国際協力イベントに参加して一緒に食べ歩いたり

ゼミ内の連絡はLINE。たまに先生からアラビア語のスタンプが!

行動までが速いし、しゃべりも速い。頭の回転が高速です
好奇心旺盛な先生は、常にアクティブ。「自宅から離れたお台場や神楽坂に、民俗衣装&チャリで現れた」なんて目撃談まで。その行動力で「わたしたちを刺激してくれる」のが、学生にとっての魅力。世界各地のお菓子を一緒に食べたり、「恋バナにもナチュラルに参加」する身近さも。