槙 究

KIWAMU MAKI

学校名
実践女子大学
所属
生活科学部 生活環境学科 教授
専門分野
環境心理学、色彩学

1964年栃木県生まれ。名古屋大学建築学科卒業後、東京工業大学大学院総合理工学研究科へ進学。修士課程を終えコンピューター・メーカーに就職するも、目を痛めて大学院に戻り「街路景観の評価構造」を研究。修了後、1年のブランクを経て実践女子大学に赴任。研究と授業に追われる多忙な日々も、自分で作るツマミでの晩酌(もっぱらワイン)と通勤中に聴くジャズやクラシックのピアノ・ソロが心休まる時間。

マナビコネタ

街並みはきれいならいいの?

illustration / Tetsuya Murakami

再開発で昔ながらの街が新興住宅地に。街並みはきれいになりますが、そこに以前からある人間関係や地域のあり方を変えてしまう恐れも。環境心理学では、身のまわりを形成する色や形などの環境が人に及ぼす作用を考えます。きれいにつくり直すことは、はたしていいことなのか? 街の見方が変わります。

研究室をのぞき見

ゼミ生はみんな、作るのがお好き !?

photo / Naomichi Seki

1

全部で12台! 学生が使う「マッキントッシュ」たち

大学院時代からPCはマック一筋で、研究室にもズラリと並ぶ。その理由は「ユーザーフレンドリーな操作性が好き」。
2

あなたの理想のお部屋は? 「模型」で空間と色彩を考える

先生の授業「色彩設計演習」で作る模型。色のバランスを意識し、空間を自由にデザインする。教会に仕立てた強者も。
3

「和紙」の伝統を活かした照明づくりも

ゼミで毎年参加する「美濃和紙あかりアート展」(岐阜県美濃市)の出品作。伝統的な街並みに学生の力作が灯る。
4

立体物だけでなく「冊子作り」もお手の物

3年生は生活環境に関して興味のあることを各自調べ、一冊にまとめるのが恒例。4年生はポートフォリオを作成する。
5

「先生Tシャツ」は似顔絵がポイント!

「祭りは必ず出る!」という生活環境学科。ゼミごとに参加する体育祭では、毎年、先生をモチーフにT シャツを制作。
6

誕生日や卒業式「先生への贈り物」だって、デザインする

似顔絵や万年筆など学生からの贈り物も多い先生。寄せ書きから一言抜粋すると「みんな、お父さんとして見ています」。

ターニングポイント

“おまけ”で借りたつもりが…

illustration / Tetsuya Murakami

大学時代、建築学科で設計などを学んでいた先生は、照明に関する参考書を借りに教授のもとへ。その時におまけで借りた本が、乾正雄『建築の色彩設計』。本の内容に感銘を受けた先生は、設計デザインから環境心理学に興味が拡大、乾先生に学ぶべく、東京の大学院へと進学することに。

学生ぶっちゃけトーク

適度な“ゆるさ”が心地いい

携帯を持っていないので連絡に困る

先生、今のキャラクターのままずっといて下さい!

発想力豊かで、例え話が豊富。話がつきない

学生と先生という関係性を越えて、研究から恋バナまでなんでも話を聞いてくれる懐の深さで慕われる先生。ただ、忘れっぽくてちょっと抜けているところも。提出した資料が行方不明になり、めちゃくちゃ探している姿も……。そんな先生のキャラに惹かれてゼミに入る学生も多い。

記事の内容は掲載時のものです。

Copyright © 2011 SHINLINE Co., Ltd. All Rights Reserved.