# 作業療法士という仕事 # 感覚統合は脳科学 # オカンのような先生

三浦 香織

KAORI MIURA

学校名
東京医療学院大学
所属
保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 講師
専門分野
情報学、教育学、社会医学

東京学芸大学教育学部を卒業後、東京都立府中リハビリテーション専門学校を経て作業療法士免許取得。明治学院大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。肢体不自由児施設勤務を経て現・首都大学東京に22年間勤めた後、2012年から東京医療学院大学へ。その間特別支援学校や地域施設でも非常勤で働く。発達障害児、虐待を受けた子どもにできることとして、感覚統合の視点に立ったアプローチを研究中。

マナビコネタ

作業療法士の活躍の場は無限大!

illustration / Yoshimitsu Nippashi

作業療法の本質は「Doing」ではなく「Being」、まず“一緒にいること”から始まります。作業療法士と聞くとリハビリを連想するかもしれませんが、「生まれてから亡くなるまで」生涯を通じたサポートを行う仕事です。だから、医療だけでなく福祉や教育の現場などでも求められているんですよ。

実習室をのぞき見

ゆらゆら心地良い優しさに満ちた学びの場

photo / Motoi Sato

1

揺れるブランコは脳科学のたまもの

ブランコなどで触覚や平衡感覚を刺激し脳内の情報処理をスムーズに。研究テーマ「感覚統合」とは、つまり脳科学!
2

研究室には不思議なおもちゃが山積み!

奇妙な感触や変な動きの玩具をつい買ってしまうそう。その理由は趣味……ではなく、感覚統合の臨床や実習で使うため。
3

実は現役美大生

絵が得意で本のイラストも描く先生。現在は武蔵野美術大学通信課程に在籍。教え方が上手〜と思いながら授業を受講。
4

亡き夫との暮らしを支えた特注の車いす

難病にかかっていた夫の愛用品で、障害に応じてカスタムしたもの。「これのおかげで一緒に暮らすことができました」。
5

「真白き カレンダーこそ愉しけれ 香織」

長年俳句が趣味でこの道30年の大ベテラン。裏表が一切ない性格ゆえ、作風は「思ったことをそのまま出す」スタイル。
6

新たな趣味、それは「太極拳」

最近は、ポストに入っていたチラシで始めた太極拳に夢中。シューズ片手に週1で教室へ。「心が無になる」時間を過ごす。

先生どんな人? 先生のターニングポイント

「みんな」から「一人ひとり」へ

illustration / Yoshimitsu Nippashi

小学校教諭を目指していた学生時代、教育実習で「全員に教える」ことの難しさに悩んでいた先生。ある日、ボランティアサークルで子どもたち一人ひとりに寄り添う「作業療法」の存在を知り、「これだ!」と方向転換。卒業後に専門学校で学び直し、当時珍しかった作業療法士の免許を取得した。

先生どんな人? 学生ぶっちゃけトーク

おっとりしたオカン…ではなく優しい先生

ゼミを始める前はだいたい雑談&おやつタイム♡

幼稚園に行ったり、体験型の授業が多くて楽しい!

料理の腕がヤバい! 見たことない調味料が自宅にあった…

研究室では梨を出してくれて、自宅ではパエリアをふるまい、興奮すると早口になって、ちょっとおっちょこちょい……。世の“オカン”像を体現したかのようなほっこりキャラの先生。悩みを相談すると大量のヒントを与えてくれる、授業で眠そうにしていると当てられるなど先生らしい一面も。

記事の内容は掲載時のものです。

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