小張 順弘

YOSHIHIRO KOBARI

学校名
亜細亜大学
所属
国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 講師
専門分野
応用言語学、社会言語学

1994年上智大学文学部英文学科卒業。英語教師を目指しながらも、在学中に研修で訪れたフィリピンでの英語教育の独自性や多言語に触れ、フィリピンへの進学を決める。セブ島のUniversity of San Carlosにて修士課程修了の後、マニラへ移り、De La Salle University-Manila College of Educationで博士課程修了。2012年より亜細亜大学講師に。現在もフィリピンに部屋を借り、学生の時から数えると20年以上。

マナビコネタ

普段使う“言葉”を考える

illustration / Chika Miyata

相撲の行司や電車の車掌さんは独特の掛け声や話術を用います。また、メールでは絵文字を使ったりします。言語は、コミュニケーションのルールを知ることも必要。性別や年齢、地域や職業でルールは異なり、言葉にはその人の生まれ育ちが現れます。そんな社会と言語の関わりを学ぶのが社会言語学です。

研究室をのぞき見

コトバから世界を知る!

photo / Yoshito Katsumata

1

100もの言語があるフィリピン!

先生の研究資料でもあるフィリピンの関連本。フィリピン南部の言語を分類した辞書には、実に36もの言語を収録。
2

フィリピンの通貨は「ペソ」

夏休み、春休みなどを利用し1年間のうち4分の1はフィリピンで調査。奥地へ行けば行くほど小銭が必要になるそう。
3

少数民族の手作業による「ケース類」は先生の愛用品

愛用する名刺入れやペンケースは、支援団体のもとフィリピンの少数民族が伝統的な模様や現地の素材で作り上げたもの。
4

フィリピンでハンバーガーといえば「ジョリビー」

現地ではマクドナルドより人気のファーストフード「ジョリビー」のマスコット。土地柄、少し甘めの味付けが美味しい。
5

「ビデオカメラ」で隠れた文脈を読む

言語の調査を行う際、会話を録画・録音し、表情や単語が発せられるタイミングなどから解釈を深め、意味を辿るそう。
6

英語を学ぶのでなく、英語で学ぶ、フィリピン実習

現地体験型プログラムとして学生もフィリピンへ。現地の学生にヒアリングしたり、文化や歴史に触れられる2週間。

ターニングポイント

フィリピンで知る多言語の衝撃!

illustration / Chika Miyata

英語教師になろうと大学で英文学を学んでいた先生。しかし、研修で訪れたフィリピンで価値観が一変。現地の学生は英語とタガログ語、さらに南部の言語セブアノ語を使い分けていた。「言葉とは何か?」改めて問い直し、言語教育を学ぶためにフィリピンの大学院へ進学した。

学生ぶっちゃけトーク

カラダにはフィリピン時間が流れてる!

普段はニコニコと学生を見守るお父さん的存在

フィリピンでは現地の人だと間違われていた

英語の他、マニラではタガログ語、セブ島ではセブアノ語と言語を使い分ける

フィリピン歴が長いからか元々なのか、先生の中では時間がゆっくり流れているみたい。学生の多少遅刻は気にしないし、細かいことは言わずに、いつもニコニコ。たまに先生の遅刻もあるけど……。フィリピンの実習では学生のトラブルに現地の言葉で対応。かっこよかったー、との声が。

記事の内容は掲載時のものです。

Copyright © 2011 SHINLINE Co., Ltd. All Rights Reserved.